2007年12月14日

ジョナサン・ビス

ジョナサン・ビス Jonathan Biss

 26歳のアメリカ人ピアニスト、ジョナサン・ビスは、一切のコンクール歴を必要とせずに、既に北アメリカやヨーロッパでのオーケストラ、室内楽団との共演およびリサイタルでの演奏を通して、国際的な評価とともに、完成された優れた音楽家であることを各国で立証しつつある。
ビスは音楽家の家系の3代目である。祖母は初の有名な女性チェリストの一人であり(サミュエル・バーバーが彼女のためにチェロ協奏曲を作曲したほどだ)、また、彼の両親は、ヴァイオリン奏者のミリアム・フリードと、ヴィオラ奏者でもありヴァイオリン奏者でもあるポール・ビスである。音楽に囲まれて育った彼は6歳でピアノを習い始め、初めて共演したのが父と母であった。その後、フィラデルフィアにあるカーティス音楽大学で、レオン・フライシャーに師事した。
  6年前にニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団にデビューして以来、ビスは欧米の主要なオーケストラと共演し、様々な音楽祭にたびたび出演し、内外の主要な都市でリサイタルを開いている。
  既にニューヨーク・フィル、ボストン響、クリーブランド管ほか、北米のすべての主要なオーケストラは勿論、ヨーロッパではBBC交響楽団、イスラエル・フィル、ミュンヘン・フィル、ロッテルダム・フィル、ベルリン国立歌劇場管弦楽団との共演を果たしている。共演した指揮者バレンボイム、ブロムシュテット、コンロン、デュトワ、レヴァイン、マゼール、サー・マリナー、ティルソン・トーマス、スラットキン、ズッカーマン、ジンマン、サー・アンドリュー・デイヴィスらは、皆、ビスの並々ならぬ演奏を高く評価している。
 リサイタルでは、北米の他にパリ、ブリュッセル、ミラノ、アムステルダム(コンセルトヘボウ)、ロンドン(ウィグモア・ホール)で既にデビューを果たしている。また、ヴェルビエ音楽祭、ザルツブルク音楽祭、ラヴィニア音楽祭を始め、シュレスビッヒ・ホルシュタイン、タングルウッド、アスペン等の世界各地の音楽祭にも出演している。
  2007-08年の主要な活動としては、ロンドン、シュツットガルトでのリサイタル、デンマークとロンドンでリチャード・グードとの2台のピアノによるリサイタル、ルツェルン音楽祭と国際ベートーヴェン音楽祭へのデビュー、北米の5つのオーケストラとの共演、そしてヨーロッパのデンマーク放送響、スウェーデン室内管、シティ・オブ・バーミンガム響、バンベルク響、BBCフィルへのデビューがある。またブダペスト祝祭管、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管ほかと共演し、サー・ロジャー・ノリントン指揮のカメラータ・ザルツブルクとのオーストリア・ツアー、サー・ネヴィル・マリナーのアカデミー室内管とのドイツ・ツアーが決まっている。
  ビスは'06年にEMIクラシックスと独占契約を結んだ。
posted by Japan Arts at 10:46| ジョナサン・ビス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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