2012年03月05日

「真の天才音楽家・リフシッツを演奏会で聴く喜び」横浜みなとみらいホールでのリサイタル(3月3日)を聴いて

『真の天才音楽家・リフシッツを演奏会で聴く喜び』

3月3日(土)13:00開演 横浜みなとみらいホール 大ホール

モーツァルト:ピアノ・ソナタ第17番 ニ長調 K.576
ショパン:4つのマズルカ op.24 / 舟歌 op.60 / 幻想曲op.49
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ベートーヴェン:幻想曲 op.77
ピアノソナタ第15番 ニ長調 op.28 「田園」


 リフシッツは真の天才的な音楽家であり舞台人であることを横浜でのリサイタルを聴いて改めて感じました。音楽はいつも彼の傍らに親しくたたずみ、ステージの上での彼の演奏を通して自然に雄弁に音楽そして作曲家が彼の友達であることを私たちに伝えてくれます。
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 リフシッツに演奏会のプログラムについてその意図を訊ねると、いつも決まった話を始めます。それは「今回のプログラムを演劇に例えてみてください…」と言うのです。彼は演奏会のプログラムを決める上で、場所、時間などの諸々の条件の中で音楽的なストーリーを考えているようです。横浜みなとみらいホールの舞台の上でのリフシッツはシェークスピアの名台詞を演じる役者のようにモーツァルト、ショパン、そしてベートーヴェンの書いた音楽(台詞)をピアノという楽器を通して演じていました。彼の演奏会ではいつも作曲家、演奏者、聴衆の三者のコミュニケーションを体感させてくれます。
 ショパンの「マズルカ」と「舟歌」を聴きながら、ショパン自身がリフシッツに乗り移り演奏しているような強い印象を受けて背中にぞくぞくと稲妻が走るのを感じました。リフシッツの演奏を聴き「天と繋がっている」という印象を受けたと話す人が多くいるのはこのことだ、と改めて強く実感しました。そういった意味で彼は世界でも稀有な天才アーティストだと言えると思います。
 リフシッツは「バッハはいつでも私に優しくしてくれる」とインタビューで語っています。前回(2010年)の来日公演での「ゴルトベルク変奏曲」の名演、また世界中で彼のバッハ演奏が絶大な評価を受けていることからもこのことは客観的にも証明されています。
 音楽の父・バッハがその生涯を通して得た音楽的な技法そして霊感のすべてを注ぎ込み作曲した「フーガの技法」そんな音楽台本を通して3月15日の紀尾井ホールの舞台で、リフシッツの体の中にバッハその人が降臨する可能性は極めて高く、期待が高まります。



間もなく!
コンスタンチン・リフシッツ ピアノ・リサイタル
2012年3月15日(木) 19:00 紀尾井ホール

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詳しい公演情報はこちらから

posted by Japan Arts at 15:16| コンスタンチン・リフシッツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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