2011年06月28日

いよいよ佳境!第14回チャイコフスキー国際コンクール 本選(ファイナル)出場者紹介。

2011年6月15日から始まったチャイコフスキーコンクールもついに各部門ファイナルに突入。
ピアノ部門のアーティストをご紹介致します。
ヴァイオリン部門、チェロ部門はこちらから

◆ピアノ部門(本選出場者)
アレクサンダー・ロマノフスキー Alexander Romanovsky 26歳(ウクライナ)

深い音楽性を持つ正統派アーティスト。第2次予選第2ステージのモーツァルトの協奏曲では文句のつけようがない品格ある正当な演奏を披露。
Romanovsky_alexander_2 1984年生まれ。11歳でウラディーミル・スピヴァコフ指揮もモスクワ・ヴィルトゥオーゾと共演。13歳でイモラ国際ピアノ・アカデミーに参加、レオニード・マルガリウスに師事。またロンドン王立音楽院でディミトリ・アレクセイエフに師事し、2008年に卒業した。これまでにワレリー・ゲルギエフ指揮マリインスキー歌劇場管弦楽団、ミハイル・プレトニョフ指揮ロシア・ナショナル管弦楽団、ロイヤル・フィルハーモニック、イギリス室内管弦楽団などと共演、ルール音楽祭、ラ・ロック・ダンテロン音楽祭、サンクトペテルブルク 白夜の星音楽祭などに出演。彼はデッカと契約を締結し、シューマン、ブラームス、そしてラフマニノフのCDをリリースしている。

ダニール・トリフォノフ Daniil Trifonov 20歳(ロシア)
ショパンコンクール第3位受賞後、今年5月にはイスラエルのルービンシュテイン国際コンクールで優勝。2次予選第1ステージで演奏したショパンのエチュード(作品25)はなんとリリックで美しかったことか。
Trifonov  1991年ロシアのニジニ・ノヴゴロドに生まれ、5歳より音楽の勉強を始めた。2010年ショパン国際ピアノ・コンクールで第3位に入賞。併せてポーランド放送局特別賞(最優秀マズルカ演奏賞)を受賞した。その2年前には、第4回スクリャービン国際コンクール(モスクワ)で第5位に入賞。第3回サン・マリノ国際ピアノ・コンクールでは優勝し、併せて特別賞(最優秀チック・コリア作品演奏賞)を受賞した。2009年に、グネーシン音楽院(タチヤーナ・ゼリクマンに師事)を卒業し、現在はクリーヴランド音楽院でセルゲイ・ババヤンに師事している。また、これまでにユーリー・ローズム国際慈善基金の奨学金、スクリャービン奨学金、「ニュー・ネームズ」奨学金、「ロシア・ヤング・タレンツ」基金の奨学金、ガジック基金賞などを受けている。
 すでに、オーストリア、カナダ、中国、ドイツ、イタリア、オランダ、ポーランド、ロシア、スイス、イギリス、アメリカなど、世界各地で演奏を行っており、共演したオーケストラとしては、ワルシャワ国立フィル、ローザンヌ・シンフォニエッタ、サン・マリノ響、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ響、ウィーン放送響、モスクワ室内管、シベリア響、ムジカ・ヴィーヴァ室内管などが挙げられる。また、出演した音楽祭も、ラインガウ音楽祭(ドイツ)、クレッシェンド音楽祭(ロシア)、アルペッジョーネ音楽祭(オーストリア)、ムジカ・イン・ヴィラ音楽祭(イタリア)、デイム・マイラ・ヘス・シリーズ(アメリカ)、ブライトン・フェスティバル(イギリス)、ウィーン芸術週間(オーストリア)など、枚挙にいとまがない。2009年5月には、ニューヨークのカーネギー・ホールにデビュー。

チョ・ソンジン Seong-Jin Cho 17歳(韓国)
驚くべき17歳。ダイナミックなスケールで、2次予選第1ステージでは「展覧会の絵」の演奏し、聴衆の心を鷲づかみにした。
Seong_jin  1994年韓国ソウル生。6歳からピアノを始める。2008年に青少年のためのショパン国際ピアノ・コンクール(モスクワ)で第1位受賞。 2009年11月には、「第7回浜松国際ピアノ・コンクール」にて最年少、15歳での優勝を果たし、同時に日本人作品最優秀演奏賞、札幌市長賞も受賞。同年12月、チョン・ミョンフン指揮ソウル・フィル管弦楽団定期演奏会に出演。 2010年3月、東京オペラシティコンサートホールにてリサイタルを行う。子供とは思えない完成された音楽性と抜群に美しいタッチが話題となる。7月、札幌のPMF音楽祭オープニング・コンサートにてPMFオーケストラと共演。また、NHK交響楽団のソリストとして東京を始め大阪、名古屋、福岡で共演。2011年3月にはチョン・ミョンフン指揮チェコ・フィルハーモニー管弦楽団日本公演(「東芝グランドコンサート」)のソリストとして東京、大阪、福岡、広島で演奏した。今までにS. R. パク、S. J. シンに師事。

アレクセイ・チェルノフ Alexei Chernov  28歳(ロシア)
既に豊富なキャリアを重ねている、今回のファイナリスト最年長。
Chernov_alexey 1982年音楽家の一家に生まれる。6歳でモスクワ音楽院ジュニア・カレッジに入学し、ニーナ・ロガル=レヴィツカヤに師事。2005年、モスクワ音楽院を首席で卒業。 在学中はロシア文化省およびロシア芸術財団より奨学金を得た。2006年以来、モスクワ音楽院の中央音楽学校で教鞭をとっており、2008年にはモスクワ音楽院で大学院過程を、2010年にはロンドン王立音楽院の大学院を終了。2011年には同音楽院のアーティスト・ディプロマを取得した。ソリストとしてこれまでにミハイル・プレトニョフ、ラヴィル・マルティノフ、エンリケ・バティスなどの指揮者と共演している。

ソン・ヨルム Yeol Eum Son 25歳(韓国)
もう一人の韓国期待の星。ヴァン・クライバーンでも入賞するなど豊かな実績を誇る注目株。
Son20yeol20eum  韓国生まれのソン・ヨルムはニューヨーク・フィルのソウル公演でロリン・マゼールと共演し、国際的な注目を集めた。これまでにチェコ・フィル、NHK交響楽団の他、KBS交響楽団をはじめとする韓国の全てのメジャー・オーケストラと共演している。またアメリカの各オーケストラとも定期的に共演している。2005年にはクムホ・ミュージッシャン・オブ・ザ・イヤー賞を受賞。CDはショパン練習曲全集をユニヴァーサル・ミュージックから、2009年には彼女のヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールの入賞特典として、コンクールでの演奏がハルモニア・ムンディよりリリースされている。また彼女は故郷・ウォンジュ市(原州市)のアンバサダーも務めている。



posted by Japan Arts at 15:33| お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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