6月21日ピアノ部門第2次予選第1ステージが終了し、12名のコンテスタントから以下の8名が第2ステージに進みました。
アレクセイ・チェルノフ(ロシア) Alexei Chernov (Russia)
チョ・ソンジン(韓国) Seong Jin Cho (South Korea)
サラ・ダネシュパー(アメリカ) Sara Daneshpour (USA)
フィリップ・コパチェフスキー(ロシア) Filipp Kopachevskiy (Russia)
アレクサンダー・ルビャンツェフ(ロシア) Alexander Lubyantsev (Russia)
アレクサンダー・ロマノフスキー(ウクライナ) Alexander Romanovsky (Ukraine)
ソン・ヨルム(韓国) Yeol Eum Son (South Korea)
ダニール・トリフォノフ(ロシア) Daniil Trifonov (Russia)
今年のチャイコフスキー・コンクールは、様々な改善により、より魅力的でよりフェアな環境下で行われています。そして、多くの優秀な若手奏者が結集し、高いレベルでの攻防戦となっています。ただ、課題曲の内容はかなり厳しいものとなっており、結果は最後までもつれることが予想されます。
注目の3人のコンテスタントたち。おなじみの顔ぶれをはじめ実力者が確実に次ステージに進みました。
チョ・ソンジン(韓国)
驚くべき17歳。ダイナミックなスケールで、聴衆の心を鷲づかみにした「展覧会の絵」。
アレクサンダー・ロマノフスキー(ウクライナ)
演奏やしぐさにどこかホロヴィッツを彷彿とさせるのは、まさに彼がその系譜をたどるからなのか。課題曲のシチェドリンの作品はピカイチ。
ダニール・トリフォノフ(ロシア)
ショパン第3位受賞後、今年5月にはイスラエルのルービンシュテイン国際コンクールで優勝。演奏したショパンのエチュード(作品25)はなんとリリックで美しいことか。
◆今後の予定(ピアノ部門)/モスクワ音楽院 大ホール◆
6月23日&24日 第2次予選第2ステージ
6月27日〜30日 本選