2008年10月31日

偉大な作曲家ルトスワフスキ その2

日本ルトスワフスキ協会副会長の阿部緋沙子さんが紹介する「偉大な作曲家ルトスワフスキ」の第2弾です。1969年11月20日の読売日本交響楽団の第61回定期演奏会のプログラムに執筆された文章を一部ご紹介します。

ポーランド日記
×月×日
〜前略〜
Lutos_photo.jpg「ポーランドには、古くは中世、ルネサンス、バロック、又ショパン、シマノフスキと立派な伝統がありますが、それらは貴方に何か影響を与えたでしょうか?」との私の質問に、「勿論そうです。特にショパンの音楽には影響を与えられ、今でもショパンの魅力の下にいます。でも直接的ではなくそれは多分間接的な影響でしょう。
シマノフスキに関しては、若い時には、直接的でした。私が11才の時にシマノフスキの第3シンフォニーを始めて聞きました。それはその時の私の人生の決定的瞬間でした。そうです、シマノフスキの第3シンフォニーを聞いたこと私は非常な感動を受けたのでした。その日から現代音楽が、私の(想像―イマジネーション)の中に入る様になったのです。その時から現代音楽を、魅力と不思議に満ちたものと思うようになりました。そしてその音楽のメカニズムを理解しようとしました。もちろん私はまだ11才の子供でした。そしてそれを勉強し始めました。
その後、シマノフスキの影響がしばらく続きました。深い影響です。しかしそれは大学時代に終って、その後の私の創造はシマノフスキの音楽に対する一種の反動だったのです。」と答えて下さいました。
〜後略〜

第1弾の記事はこちらから
⇒ツィメルマン、約束のピアノ・コンチェルト
  公演の情報はこちらから



posted by Japan Arts at 15:58| クリスチャン・ツィメルマン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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